具体論と抽象論

藤井聡】伝説の始まり『日本復興計画』 平成23年3月23日

http://www.youtube.com/watch?v=_t0mNAURn3I

いやぁ、根底に熱いものがある方です。素早く対策を提案してます。

具体論のいい例ですね。以前、藤井氏の書籍をとりあげましたが、

それほど長くないので、ご存知ない人は必見かもしれません。

以前、なんかの対談を読んで、

「国民は愚かではないので消費税増税も仕方ないと思っているでしょう」なんて、

考えを言う人がいましたが、震災前とはいえ、言う方が愚かでしょう。

対談相手も呆れたのでしょう。反対している人なぞ、右から左まで多くいます。

また、ブログ上での具体論なき抽象論のみなぞ、戦前の精神主義による敗戦に通じるものがあり、

バランスに欠けているといわざるを得ません。

具体策を素人が出せなくとも恥ではありませんが、

「すべてはプロセスです」

「死なない程度に生きる」

というような、被災者に対して、心無い発言をするくらいなら、沈黙を守る方がマシでありましょう。

基本的に、自分が経験もしたことのない苦しい境遇の人に向けて、上から

「諦め」や「無欲」を説くなぞ、

人として、どうかしてますし、また、度々一線を越えた発言をするので、

おそらく、低級霊か動物霊にでも取り付かれているのだろうと思いますね。

具体論語れない者が、抽象論で、苦しい境遇の人や貧者の幸福論を語りたがるのが

下品であることに気づかないのは、愚かなことでありましょう。