2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

なつぞら (103)~(105)「なつよ、どうするプロポーズ」

(2019日) 昭和39年1月、なつは27となった。 新年、社長の挨拶では、そろばんに触れた。 予算と期日を守り、金になる作品を作れ、とのことだった。 おでん屋「風車」に戻ると、新年会だった。 咲太郎の会社に藤正親分が送り込んだ2人もいた。 賭博で得た時計…

いだてん~東京オリムピック噺~ (28)「走れ大地を」

(2019日) 1932年ロス五輪の3年前、昭和4年(1929)から始まる。 東京市長の永田秀次郎は1940年の五輪を東京にしたかった。 皇紀2600年を祝いたかった。 嘉納治五郎は、大日本体育協会の理事に田畑を迎えたかった。 拒絶する田畑を強引に永田に会わせ洗脳しよ…

翔ぶが如く 第1部第29回 維新成る (第1部最終回)

(1990日) 慶応4年(1868)3月14日、西郷と勝が江戸で2回目の交渉がなされた日、 京都では、五か条の御誓文が発布された。 長州の木戸孝允の積極的な運動で、15の天皇の誓約となった。 当時、御所にあった500両が新政府の事情で、戦の準備も大変だった。 桂が…

おしん 82~84回 青春編

(1983日) 大正10年(1921)、春。21のおしんは竜三と2人で祝言を済ませた。 1月経ち、竜三の父が訪ねてきた。 竜三は、おしんと出ていく覚悟を父に語ったが、その必要は無かった。 12の頃から奉公に来た源右衛門の手紙に信頼を置き、 おしんと田倉羅紗店を続…

なつぞら (100)~(102)「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」

(2019日) 劇団「赤い星座」での『かもめ』が終了。 主役の蘭子から雪次郎は自宅に招かれた。 雪次郎が告白。共に劇団を造っていきたい旨、話したが、 蘭子に「気持ち悪い」と追い出された。 じっくり考えた雪次郎は、帰郷することにした。 「雪月」で父に鍛…

翔ぶが如く 第1部第28回 江戸開城

(1990日) 慶応3年(1867)12月25日の江戸薩摩藩邸焼討事件は、 28日、大坂城の慶喜が知ることになる。 翌年、1月2日、旧幕府軍13000が、京都に向かった。 4500の兵を西郷吉之助がまとめていた。 (大山格之助、大久保一蔵) 公家の動揺を鎮めに向かった。 1月…

おしん 79~81回 青春編

(1983日) 源右衛門は奉公先の坊ちゃんが選んだ相手が、 小学校すらロクに通っていない小作の娘おしんということにキレた。 次の日、竜三はおしんに言って、すぐに2人で神社で祝言を行い、 おしんの荷物を運んできた。 源右衛門は妨害したが、祝言が済んだお…

なつぞら (97)~(99)「なつよ、テレビ漫画の幕開けだ」

(2019日) 昭和38年、『鉄腕アトム』に対抗して『百獣の王子サム』を 東洋動画が制作することになった。 坂場が演出、なつが原画、三村茜が動画となる。 原作が猿渡達雄で監督となる。 『狼少年ケン』の月岡貞夫がモデルだそうだ。 井戸原製作部長 露木演出…

翔ぶが如く 第1部第27回 王政復古

(1990日) 慶応3年(1867)、10月14日に大政奉還が天皇に奏上。 翌15日に勅許となるも、物騒な世の中が続いており、 戦の準備は各藩で進められていた。 西郷吉之助の長弟吉二郎は、西郷家の人間を食わせるため 兄の分も含めて苦労してきたが、戦での功を望んだ…

おしん 76~78回 青春編

(1983日) おしんは入院することになった。過労と脚気だった。 日本人が米食になりビタミンB1が不足し脚気が増えたようだ。 田倉竜三が看病してくれることになった。 竜三がおしんに入れ込んでいるので、母が病院までやってきた。 もし結婚するなら竜三は…

翔ぶが如く 第1部第26回 討幕への道

(1990日) 慶応2年(1866)6月、第2次長州征伐となるが、 長州では大村益次郎の指揮により、幕軍10万に対して5千で勝利する。 7月に将軍家茂が死去。慶喜は朝廷に休戦の勅命を出してもらった。 幕府の権威が落ちた。 駐日英公使パークスの通訳官アーネストサ…

なつぞら (94)~(96)「なつよ、恋の季節が来た」

(2019日) なつや麻子らが描いた後に坂場が書き換えを要求する。 なつは、「背景」の陽平を訪ねた。 絵を描けない坂場だったが、天陽の絵の優勝も知っているなど 貪欲に吸収していた。 夕見子が男と来ていたが、別れ話となる。 『ヘンゼルとグレーテル』のア…

おしん 73~75回 青春編

(1983日) 田倉竜三がおしんと結婚するつもりだと母に話をした翌日、 源右衛門が200円を届けに来た。 手切金だったが、おしんは激怒。 縁談を断る口実に使われたと思いキレた。 源右衛門から聞いた竜三はおしんに謝罪。本心を話した。 が、おしんは断る。 田…

英雄たちの選択 「名人円朝 新時代の落語に挑む!~熊さん八っつぁんの文明開化~」

(2019日) 28まで江戸末期を過ごし、そこから明治の人間となる。 21で師匠の嫉妬から新ネタ創作で怪談噺でブレイクスルー。 舞台背景を自ら描く新機軸で明治初期で業界を代表する。 そこへ政府の統制が入り、立身出世モノを作るが、 極端なバイオレンスネタ…

なつぞら (91)~(93)「なつよ、恋の季節が来た」

(2019日) 昭和34年(1959)、坂場は『ヘンゼルとグレーテル』の監督となったが、 大幅に改変したストーリーの確認で上から呼び出された。 社会風刺が入っていないか確認され、 純粋に子どもが楽しめるものにしてほしい、とのことだった。 が、坂場は、 「そ…

いだてん~東京オリムピック噺~ (27)「替り目」

(2019日) 昭和3年(1928)6月のアムステルダム五輪が終え、 田畑は次のロサンゼルス五輪を見据えていた。 大日本体育協会へ行き、神宮プールを作ってくれと言う。 岸会長は昭和5年(1930)の完成を目指すとし建設を認めた。 金栗四三は、兄が危篤と電報を受け取…

おしん 70~72回 青春編

(1983日) 欧州大戦による好景気だったが、年平均約5%の物価上昇に賃金上昇が追い付かず、 労働者や官吏の生活も厳しくなった。 1920年5月の第1回メーデーでの指導者としての浩太を、おしんは思い出した。 昭和58年(1983)、おしんは孫と旅の途中だったが、 …

太平記 第2回 芽生え

(1991日) 赤橋守時に母が借りていた『古今和歌六帖』を高氏は返しに訪ねた。 後に正室となる妹の登子が応対に出る。 北条氏一族で、第2代執権義時の孫の長時の流れの得宗家に次ぐ名門、 長時は第6代執権となるが、兄守時も後に第16代執権となる。 赤橋に屋…

なつぞら (88)~(90)「なつよ、ワクワクが止まらない」

(2019日) 咲太郎が声優の会社を作った。劇団「赤い星座」のメンバーの蘭子がメインで 雪次郎も入った。 外国映画の吹き替えで、劇団を超えて声だけで仕事ができるようにしたかった。 なつは、原作『ヘンゼルとグレーテル』のストーリーを大幅に書き換え、 …

おしん 67~69回 青春編

(1983日) 加代は結婚した。東京帝大卒だったが、加賀屋の勢いにより 婿に来てくれることになったと祖母は語る。 おしんは実家に戻ったが、困窮が続いていた。 欧州大戦で景気が良くなり米価が上昇しても、 儲かるのは地主や米問屋だけであり、小作は苦しく…

翔ぶが如く 第1部第25回 薩長同盟

(1990日) 慶応元年(1865)5月、駐日フランス公使ロッシュの裏工作で、 英米仏蘭が日本内乱不干渉と密貿易の禁止を取り決め、長州は事実上の経済封鎖となった。 (坂本竜馬、村田新八、西郷吉之助、大山巌) 9月、伏見薩摩藩邸。 竜馬は、南北戦争が終わり、…

なつぞら (85)~(87)「なつよ、ワクワクが止まらない」

(2019日) 千遥には会えなかったが、北大に進学した夕見子が来てくれた。 夕見子はなつの短編企画で『ヘンゼルとグレーテル』を勧めた。 兄と妹の苦難をなつに重ね、道しるべのパンは、絵だとした。 会社に戻ったなつは、夕見子初の案を口にし始めた。 坂場…

いだてん~東京オリムピック噺~ (26)「明日なき暴走」

(2019日) 昭和3年(1928)6月、アムステルダム五輪となり、 女子は唯一、人見絹枝が参加した。 男子選手の服の洗濯を担当させられた。 新聞社内では、モールス信号で競技の結果を知った。 絹枝の100mは4位、陸上が惨敗で、控室は落胆一色だった。 が、そこで…

おしん 64~66回 青春編

(1983日) おしんは、髪結いとして近くで独立した。 店は日本髪で、おしんは洋髪だったので影響はなかった。 1か月で47.65円稼いだ。サラリーマンの初任給が20~25円だったという。 20円を実家に為替で送った。 借りた部屋に鏡台が届けられたが、おしんは返…

なつぞら (82)~(84)「なつよ、十勝さ戻って来い」

(2019日) なつと咲太郎は帯広の雪月に着き、すぐに雪之助に車で柴田家まで運んでくれた。 が、千遥が行方不明になっていた。 早朝、なつの服を着たまま牧場の労働から脱走したという。 が、2日後、帯広から千遥の手紙が届いた。 6歳で親戚の家を飛び出した…

【無料】いだてん~東京オリムピック噺~ (25)「時代は変る」

(2019日) 第2部となった。 大正13年(1924)、田畑政治は朝日新聞社に入社した。 1924年のパリ五輪の結果報告に際し、 田畑は水泳の成績を褒めたたえ、水泳を独立させ、 支援も指示も受けないと嘉納治五郎に言い放った。 嘉納に投げられたのが事実なら、相…

おしん 61~63回 青春編

(1983日) 銀座のカフェで、加代と再会した。3年ぶりだった。 浩太とは良好ではなく、半年会っていないとのことだった。 おしんが小夜の死を伝えるも、 酒田に帰らず浩太を待つと加代は純愛を貫こうとした。 しかし、一晩、加代は考え、一度は実家に戻ること…

英雄たちの選択 「警察誕生~川路利良、恩人西郷との対決~」

(2019日) 川路が明治5年9月から1年間の欧州視察を終え、帰国後建議書を提出し 明治6年10月に西郷の下野となる。 いくら西郷に引き上げてもらったからといって、 着いていくほど、プライベートで親密だった訳ではないでしょう。 城下士でない郷士も倒幕の過…

なつぞら (79)~(81)「なつよ、十勝さ戻って来い」

(2019日) 昭和34年5月となった。なつが勤めて3年近くなり、 大先輩の下山から呼び出された。 麻子と原画を任されることになり、坂場も加わった。 短編映画で、3人で企画・構成・演出を考えることになったが、 一番下の坂場が仕切りだし、麻子が不安となる。…

おしん 58~60回 青春編

(1983日) 神田のカフェ「アテネ」の女給たちの髪を結うことになる。 師匠から修行中ということで代金は禁止される。 但し、心付けは遠慮なく受け取っていいとなった。 (中央右 つる) アテネに入っていた出髪のつるは、無料のおしんに客を取られたが、 文…