2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
(1991日) 弘安の役の4年後、弘安8年(1285)、安達泰盛が北条得宗家に潰された。 北条家は、鎌倉幕府の有力御家人を次々潰していった。 物語は、20年後の1305年から本格的に始まる。 北条氏に潰された吉見一族の残党の塩屋家の者たち10数名が、 足利家を頼…
(2019日) なつは、階段から落ちそうになったアクシデントから、 牛若丸の乗馬シーンで、前足を4本描く手法を思いついた。 製作課の露木がクレームを入れてきたが、 許可した者が多く、また、仲の説明にOKとなった。 その頃、雪次郎が川村屋を辞めるにあた…
(1990日) 元治2年(1865)1月15日、第1次長州征討から薩摩へ帰国した。 藩主に謁見した吉之助だったが、国父久光より薩摩兵の犠牲0で 事態を収めたことを褒められ、君命として嫁を貰うこととなった。 大久保夫妻が話をまとめ、岩山イトと結婚する。 イトは大…
(1983日) 山形から上野に着き、日比谷公園を歩きながら圭に昔ばなしをする。 大正7年(1918)8月3日、富山で米騒動が起こった。 8月13日には、東京の日比谷公園でも群衆となる。 おしんが加賀屋から戻った日だったが、 おしんは、浩太も関わっているのでは…
(2019日) 雪次郎が川村屋を辞めるとマダムから聞いたなつは激怒。 なつの住むおでん屋「風車」に雪次郎を連れてきて説得。 しかし、雪次郎の意思は固かった。 翌日、料理長に挨拶するも、お父さんから預かった、との理由で、 実家に連絡することになった。 …
(2019日) 大正12年(1923)9月1日11時58分、関東大震災が発生。 東京市長だった永田秀次郎に、大日本体育協会の会長の嘉納治五郎が 神宮競技場を使ってくれと訪ねた。嘉納は貴族院議員でもあった。 青年期の古今亭志ん生こと美濃部孝蔵は妻が身重の時に地震…
(1983日) 大正5年(1916)、16のおしんは、東京で髪結いの修行に入った。 下働きを率先し、先輩である12のりつを立てた。 年末年始が書き入れ時だが、師匠は、おしんに"髪すき"をさせた。 通常3.4年の下働き期間を経てのことだったが、 おしんの場合、4か月…
(2019日) 「白蛇姫」の次は、「わんぱく牛若丸」となった。 アニメ制作にあたり、俳優の演じる姿をアニメーターが描画する手法があり、 「ライブアクション」と言うようだ。 東洋動画の製作課が準備する。 常磐御前は「白蛇姫」から続いて「赤い星座」の亀…
(2019日) 11ヵ国の三好政権を築いた英雄だった。 が、弟や息子の死で自らも42で他界し、甥の義継が継ぐ。 娘婿の松永久秀と三好三人衆の対立と義輝が絡み、織田信長が乱入してくる。 結果的には、信長へと移行するが、 長慶、義興が健康に恵まれていたら、…
(1983日) おしんは、山形を出奔、上野に着いた。 姉のはるから貰った住所を探し、髪結い「長谷川」に着いた。 人手が多く、姉のことも言ったが、けんもほろろに追い払われた。 が、おしんは、潜り込み、勝手に手伝いはじめた。 雑用を率先し、居座ることに…
(2019日) けっこう、戦国を学んだつもりでしたが、信忠視点は新鮮でした。 武田攻めでの功や、プレゼントのセンスが抜群など、 天下人の後継として適していた。徳川の2代目よりも優れていたのでしょう。 6月1日に、お祝いだったことと、信忠時代への準備を…
(2019日) 昭和32年8月15日、なつと咲太郎は妹の千遥を訪ねた。 声をかけたが、違った。千遥が5歳の時以来なので、分からなかった。 家の中で話を聞くと、昭和21年夏、6歳の時に行方不明となったと言う。 が、その原因が虐めだった。 警察にも届を出したが、…
(2019日) 大正12年(1923)9月1日、金栗は嘉納治五郎に神宮競技場を案内される。 東京オリンピックを睨んでのことだった。 嘉納は150まで生きるつもりだった。 柔道を世界の隅々にまで拡げ、火星にも伝えるつもりだとした。 大人の言うことではなかった。 …
(1983日) 姉のはるが帰ってきたが、肺結核で納屋で寝ることになった。 おしんは米で粥を作り、卵も使ってやった。 製糸工場では麦飯で、寄宿舎は1人1畳、2人で1つのふとんで昼夜交代。 1人が病気なら移った。12時間労働だった。 働くだけ働いて、病気にな…
(2019日) 幕末10年間という最も重要な期間の大奥の記録が見つかったということだった。 瀧山という5代に仕えた実務家だったが、 単なる下劣な品性なら早々に死んでいたのでしょう。 気品もあった。 大塩平八郎の乱を招いた跡部に役職を与えたことは、 親戚…
(2019日) 『白蛇姫』の声は2人で全てすることになり、 女性は咲太郎が勤める「赤い星座」の亀山蘭子になった。 ヤリ手ババァではなく、少女でありながら色気があり茶目っ気がある声を作った。 次の作品の前に、なつはアニメーターの試験を受けることになる…
(1998日) 安政5年(1858)8月、密勅が発せられた。 (老中・間部詮勝 大老・井伊直弼) 九条関白を通さない勅諚の背景を分析する。 鷹司輔煕・近衛忠煕・中川宮・正親町三条の陰謀とした 背後に水戸の老人・徳川斉昭が公家を煽ったとする。 井伊は、間部に天…
(1983日) 16になったおしんは、結納を交わし、桜木邸でお披露目となった。 が、酒に酔って抱きついてきた相手を池に落とした。 そのまま、おしんは桜木邸を去る。 加賀屋に戻ると、既に電話があり破談となった。 大奥様が執りなして下さるとのことだったが…
(2019日) 「白蛇姫」で約65000枚のセル画となり、仕上課の仕事は終わった。 なつと雪次郎で、咲太郎が働く「赤い星座」の舞台を見に行った。 雪次郎が興奮し、主演の亀山蘭子に「普通」と失礼なことを言う。 が、意味が深かった。 芝居は運動ではなく、目的…
(2019日) 大正10年(1921)、金栗は東京府女子師範学校に勤務する。 女子テニス大会を開催する。 また、陸上の大会も行うが、生徒が靴下を脱ぎ走ったことから 新聞沙汰にもなり問題となった。 父親が学校に怒鳴り込んでくるが、 靴下を脱ぐことで日本一となっ…
(1983日) 浩太が宿におしんを呼び出した理由は、 実家からの送金を加賀屋を通して受け取るためだった。 浩太の家は地主だったが、小作の困窮に気づき、 地主へ納める分を5割から3割に減らす運動をしていた。 それで警察に目をつけられ、親にも居場所を言い…
(2019日) なつは、作画課の「護美箱」から拾った堀内の絵を 自分なりにアレンジしたが、麻子に見つかり持っていかれた。 麻子は単に堀内の絵をなつが拾っただけだと思い、 堀内を絶賛する。が、堀内は正直に 「僕の絵ではない。こんな稚拙な絵は描かない」…
(2017日) 妻子を捨てて逃亡中の主人公の磯山は、行く当てもなかったが、 健康食品の販売会社に誘われ、助かった。 そこで電話営業の毎日だったが、成績優秀で正社員になれた。 が、その成績優秀者たちを絞り込んだ理由は、 目の前に札束を置いた上で、詐欺…
(2019日) 異常気象の飢饉だったが、当時の気候を細かく把握していたのに驚く。 特権を得ている寺社勢力の下で働いている農民の一揆となったが、 京都を16か所占拠する手際の良さ、馬借の働きだった。 彼らは又、領主たちから仕事を受けていたので、 徳政令…
(1983日) 大正5年(1916) 、祖母がが他界し7年がたった。 大奥様のくには、おしんをかわいがり、店のことも覚えさせた。 おしんは16歳。加賀屋の女中頭になっていた。 加代は「ゴンドラの唄」を口ずさむ。 「カチューシャの唄」と共に松井須磨子が流行らせた…
(2019日) なつは、東洋動画に入社し仕上課で勤めることとなる。 なつは、パンダを知らなかった。 休憩時間では、絵コンテを見て勉強した。 仕上課の勤務を終えると、仲に許され作画課の部屋をうろついた。 仲は、原画で2枚の絵を描いて、動画担当は、2枚の…
(2019日) アントワープで16位だった金栗は失意でヨーロッパを放浪。 ドイツで女子体育が進んでいるのに驚き、日本に帰ってきた。 熊本の池部家へ戻る約束だったが、女子体育のために東京にいることを決意。 東京府女子師範学校で地理を教えることとなる。 …
(1983日) 加賀屋に奉公に来て正月を迎えた。 9歳のおしんは、加代と揃いの晴着を着せてもらい、初詣に行く。 すると、銀山温泉で勤めていた母が父でない男と歩いていた。 目が合ったが、母は去る。 しかし、その晩、加賀屋前まで来ていた母と会うことができ…
(2019日) 咲太郎は、なつの住む川村屋のマダムへの借金返済のためにも、 懸命に働いていたが、自分のためでなく人のためであると、 なつは気になった。自分の就職を妨害した兄だったが心配だった。 そんな兄だったが、兄は心の支えに描いた絵が、父に貰った…
(2010日) 5800億は、檜山基一から光名義になった。 そして、母子は村雲と共に逃げた。 村雲はバージン諸島で君臨するが、心は荒んでいた。 誘拐され身代金の3億を払わなかった父のために左腕を切り落とされ、 その復讐を果たしたにもかかわらず心が晴れなか…