その時歴史が動いた 大久保利通・新生日本を救う 〜回避された「幻の日清戦争」〜

(2004日)明治4年岩倉使節団で外遊。国内で征韓論が盛り上がるが、 明治6年天皇へ上奏し賛成してもらって西郷を追い出した。 西郷らは武士という不労所得階級の意を飲む役回りに徹する。 そして弟の従道が、台湾で漂流した琉球民約50人が殺害された事件で、 兵を集め独断で鎮圧しようとする。 大久保は全権として清に行き交渉する。 50万両の償金を得て帰ってきた。 この評価が人により異なり、これが命とりとなった。 が、彼の真意が残っていた。10万両で被害者と戦病者への見舞金とし、 残りをどう使うかという話だった。 大久保というのは底意地悪いリアリストという印象だったのですが、 快男児でした。
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