(1967日)第5作。明治100年を記念しての作品だそうだ。
3姉妹は旗本の架空の人物で、第19回は「禁門の変」と副題をつけてもいいのでしょう。
元治元年(1864)7月19日、長州の連中が御所を狙った。
急遽、薩摩藩邸では対策会議が開かれ、鎮圧することに決定する。
が、何故か、中村半次郎(米倉斉加年)が「オレは知らん」という態度を取る。
『三姉妹』では噛みついた。
しかし、ドラマや大河に出まくってますね。
濃いキャラで作品に厚みが増すのでしょう。
長州の鎮圧に向かう、西郷吉之助。
禁門の変にて2万8千の民家の焼失となった。
桂小五郎の愛人(中村玉緒)も家を失い、持ち出したのは桂の服だけだった。
そこへ友人の新選組隊士の愛人と顔を合わせてしまう。
避難する人々。主人公の姉妹。
それぞれ皆が逞しく生きる姿をよく描写している。
面白かったですね。