光る君へ (28)一帝二后

(2024日)

長保元年(999)11月7日、定子が皇子を産んだ日が彰子の女御宣下の日だった。

また、暮には倫子、まひろも女の子を出産する。

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道長は、彰子を中宮として一帝二后にする案を詮子に相談し、

一条天皇への文を書いてもらい、行成が届けることとなった。

しかし、お怒りになられる。

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笛を吹いてもらったが、顔を見ないことを問われ、

「笛は聞くもので、見るものではございませぬ。」と言う。

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不憫に思った一条天皇が一帝二后を承知する。

行成に功があった訳ではないが、道長に感謝され黙って感激する。

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宇佐八幡宮から帰った宣孝は馬を道長に献上。

女児が誕生したことを報告。直接には言わない。

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高松殿で道長は倒れてしまう。

危篤だとの話も拡がったが、幸い回復する。

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食欲のない定子にききょうは何とか栄養をつけさせようする。

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NHKオンデマンド 光る君へ

長保2年の暮れとなり定子は姫皇子を出産。が自らは他界する。

 夜もすがら 契りしことを 忘れずは 恋ひむ涙の 色ぞゆかしき

 知る人も なき別れ路に 今はとて 心ぼそくも 急ぎたつかな

 煙とも 雲ともならぬ 身なれども 草葉の露を それとながめよ

栄花物語』では和歌三首を伊周と隆家が見つけたという。

伊周は涙し、左大臣への復讐を誓った。