(2014日)BS歴史館最終回。尊氏は大きな裏切りを人生で3度決断した。
①鎌倉幕府への裏切り
源氏の番頭にすぎない北条よりも血筋はよかったので、面従腹背を座右の銘としていたのでしょう。
弱小勢力の後醍醐勢を蹴散らすつもりで大軍を率いさせた尊氏が裏切るとは思っていない。
が、恩賞の無い2回の元寇との戦いでの不満が、北条の領地が分け前となれば、
美味しいと、後醍醐天皇の決起で、皆が考えてしまったのでしょう。
②後醍醐天皇への裏切り
建武の新政で独裁を引こうとしたが、領地の配分に失敗する。
北条高時の遺児が鎌倉を占領したが、奪い返して、
くれなかった征夷大将軍を勝手に使って恩賞も勝手に与えた。
尊氏にすれば、弟が窮地となる現実が動いているのに、
権限を与えてくれなかったので、仕方なかったのでしょう。
③弟直義への裏切り
結局、兄弟よりも自分の息子となる。
室町時代は昔は興味全くなかったのですが、
アクある人が活躍する面白い時代ですね。
BSR 足利尊氏20140313南北朝 投稿者 okura1919ppp