(2016日)1949年10月1日に中国は建国されたが、その頃、毛沢東の近くで外国人が100名程「同志」のように働いていた。
彼らの子どもの世代が1966年~1976年の文化大革命に遭遇する。
その「レッドチルドレン」たちに取材したドキュメンタリー。
そもそも親の世代が何故、中国共産党に協力するようになったかも明らかにされる。
ナチスに追われたユダヤ人もいれば、1945年4月に看護婦として働くため14歳で満州に渡ったが残された少女。事情は様々だった。
毛沢東は彼らを厚遇したが、自由が制限された生活だった。
やがて、「レッドチルドレン」たちが文化大革命側に立たなければならなくなる。
また、両親を軟禁された者もいた。無実の罪にサインさせられた者もいた。
彼ら彼女らが、同窓会を開いた。涙を見せたシーンはなかったが、
過酷な人生を歩んだ者たちの笑顔だった。