スタンド・バイ・ミー

(1986米)これは「名作」。3度目か4度目。オレゴン州の田舎町での4人の少年の冒険物語。 12歳の少年4人が、ある目的のために山へ行く。 様々なトラブルの中で喧嘩もし、友情を育み、成長する。 敵対する不良グループのリーダーに本物の怖さがあったものの、 繊細な描写と音楽で上品に仕上がった編集だった。 が、男の子の世界であって、1950年代末のアメリカに関心が無ければ面白くはない作品。 「」付きの名作なのは、原作では子ども時代の弱肉強食の地獄小説なのに、 映画では毒が落ちて綺麗な作品になったからで、評価は割れるようだ。 4人は確かに逞しく成長したが、「Happy 」かどうかは心の在り方だった。 未来は過去で決まるのではなく、常に現在の決断で作っていくものなのでしょう。 そう信じたい。