小原克博「まとめ──現代社会における宗教の役割」(講義「日本宗教」第14回、同志社大学)

(2015日)宗教の起源にはじまり、近現代にいたるまで、

14回の前半を日本の近世まで、後半を近現代に集中した。

俯瞰し、かつ比較する視点を得ることができたと思います。

『宗教のポリティクス-日本社会と一神教世界の邂逅-』

満足感に浸りました。

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そもそも宗教

前頭葉の発達25 行動の結果を予測する力

葬送

祇園祭 疫病 怒りを鎮める

テレプレゼンスへの欲求

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日本宗教の起源

 周辺文化圏の影響 何か発見 大陸の影響も 

 地政学的ユニーク

 

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ニーバー兄弟

個人の非自己中心主義が国家の利己主義に

兄 (R. ニーバー『道徳的人間と非道徳的社会』1932年)

個人主義が必要 狭いエゴイズムではなく、1人1人が自分の意思で立つ

同志社の精神 官立ではなく 私立

パラドクスに対峙できるか

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宗教 レンズ +-

文化ナショナリズム (→リバース・オリエンタリズム)に陥らない

想像力は養うことができる

身近なシンボリズムに気づく

学問はモノの見方を変えること