釘貫亨 文明語としての日本語の登場 4-6 (全6話)

(2023日)

釘貫亨

名古屋大学名誉教授

(4)平安時代語と文芸の登場

(5)仮名文字と文芸の成立

(6)鎌倉ルネサンス

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10mtv 釘貫亨 文明語としての日本語の登場

いろは歌」が10世紀頃成立したという。47字で仏教思想で解釈できる。

恐るべき作者だった。「ん」は中世以降だという。

平安時代で母音が8から5になるが、仮名書きで混乱する。

そこで、漢字仮名交りを始めるのが定家だった。

よって古典文学を読むのに定家のフィルターでのぞき見ることになるが、

江戸時代に契沖が「定家仮名遣」を総批判したので定家の仮名遣いを使っている訳ではないという。