(1983日)
昭和31年(1956)春、田倉商店がスーパーとして新装開店する前日。

準備に忙しかった。売り場を仕切っていたのは、
アメリカ帰りの崎田辰則だった。

道子が妊娠したと仁から知り、両親が迎えに来た。

道子の愚痴に対して、おしんが苦労してきたことや、
店の元手が少ないことも承知している母だったが、あくまで娘の味方だった。

開店直前、気合を入れる。
おしんは、「よろしくお願いします」と田倉商店の発展を願い挨拶する。

並木食料品店からもお祝いの花輪がある。
おしんは仁に聞かれたが、お世話になった方なので覚えておくように、
とお茶を濁した。

初日、大盛況だったが翌日、商店街の役員さんたちから「安すぎる」とクレームが来た。
が、おしんは、追い払った。

禎と崎田の働きぶりに仁は結婚させようと、おしんに話す。
が、おしんは仁の利己的な動機に人格を疑い始めた。
